いよいよ数時間後には開幕、ということで関西でもセンバツと並行して盛り上がっています(当然阪神が中心ですが)。そんなムードの中、昨日の深夜にやっていた関西ローカルのプロ野球特番に原監督と江本氏の対談があったので少しまとめてみました。大雑把なまとめですので、雰囲気だけでも味わってもらえれば幸いです(序盤がカットされています。悪しからず)。ナレーター(以下：ナ) そんな巨人の不安要素は主力のコンディション。侍ジャパンでの激闘が疲労となってのしかかってはこないいか江本(以下：江) ＷＢＣ組の調子がいいとか悪いとかは別にしても、一応(調子を)見極めながら使っていくんですか？原監督(以下：原) 野手はそれほど心配しておりません。先発投手３人、えっと山口はセットアップですから、その３人には開幕しての登板日は伝えておくということで１人１人にはもう伝えてあります。江 え、１戦目は？原 言えません！（一同笑）江 新戦力で、やはり一番注目されるのは菅野ですが、どうですか、ローテーション入りとかは？原 昨年のウィークポイントという点においても、先発投手が少なかったというのもあります。そういう穴を埋めるべく、(菅野は)十分な力は持ち合わせております。江 まぁ、それは外から見ててもね、入れそうだなという感じはしますよね。 江 いやぁだから聞かれるとね、僕は他でどこが巨人を追い越して優勝するか、そんなチームがないんですよねぇ。原 ん～、でもタイガースはかなりお金使いましたよ。ナ なんと！原監督が真っ先に名前を挙げたのが、大型補強で巻き返しを狙うわれらが阪神タイガース。江 福留と西岡の加入というのがね、まぁ一応一番目立ってる戦力なんですよね。打つ方は。原 (彼らは)経験を持っている２人ですから、やっぱり阪神というチームを理解しているでしょうから。なかなか、阪神もジャイアンツも、自分のプレーをすればいいというチームではないじゃないですか。そこでうまく(チームに)融合していくだけの能力・考え方を持っていると思います。怖い存在だと思いますね。江 ルーキーの藤浪というのはね、これ結構いけそうだなという感じなんですけど。原 逆にああいう金の卵というのは出てきてもらいたいし、長くライバルチームとして戦う中で、ジャイアンツからするならば嫌な存在であってほしい。江 それでも(巨人戦に)出てきたときにパカパカ打ったら潰れてしまうかもしれませんよ？原 その辺は、うん、少し抑えて…(一同笑)ナ そして阪神・巨人といえば伝統の一戦。リーグ創成期からおよそ８０年にもわたって球界を代表するカードとして幾多の名勝負を繰り広げてきた。スター選手たちがチーム、そして己のプライドをかけてぶつかり合う、野球人としての名誉を感じる戦いがそこにはある（テロップ：巨人vs阪神 通算成績 ８７４勝７５５敗６６分）。江 去年は圧倒的に…１５勝５敗か、阪神には圧倒的に強かったんですけれども。今年はなんかファンもみんな「打倒巨人」で燃えているらしいんで。原 世界でいろんなカード、スポーツでいろんなカードがありますけれども、甲子園球場、あえて言わせてもらうなら(巨人‐阪神でなく)阪神‐巨人というカードは、僕は世界一のカードだと思っています。そういうカードをね、盛り上げる、しのぎ合うというのはチームの監督・選手の責任ですから。世界一にカードでいいプレーが出るように戦っていきたいと思いますね。インタビューの場所が甲子園の三塁ベンチだったので、時期としては3月10日(雨天中止)の試合前練習でしょうか。関西ローカルかつ相手が旧知の江本氏とあって、阪神へのヨイショあり、ジョークありのくだけた対談でしたね。以上、ご覧いただき有難うございました。
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